バテモ・キューブモデルによるセル内部の挙動予測は簡単です。 バッテリーセルのアクティブ・ボリュームと同じように、バテモ・キューブモデルは電気と熱のインターフェースを持っています。 インターフェイスは、統合が簡単にできるように設計されています。初期条件の設定は、グラフィカルなパラメータ・インターフェースを使用して直感的に 行うことができます。 他のバッテリーコンポーネントの適切なモデルがセットアップされたら、電気的および熱的境界条件を与えて準備完了です。 このようにして、あらゆる条件下でのバッテリーセルの動的性能をシミュレートし、内部セル量の局所分布を予測します。 実際のセルでできることはすべて、シミュレーションでバテモ・キューブモデルでできるようになりました。 これは実験室で測定できるデータだけに当てはまることではありません。 バテモ・キューブ・モデルは、内部温度、電気化学的電極電位、あるいは損失発生に関する洞察といった、非常に関連性の高い追加的なセル内部量を計算します。